
                日本では、長らくアスベスト(石綿)を、耐熱性・耐摩耗性・耐腐食性などに優れるため、建設資材・電気製品・自動車・家庭用品などの様々な用途に幅広く使用されてきました。
                元々は、天然に産する蛇紋岩系および角せん石系の繊維状鉱物のことで、種類は、蛇紋岩系のクリソタイル( 温石綿または白石綿)、角せん石系のクロシドライト( 青石綿)、アモサイト( 茶石綿) などがあります。
                平成7年4月にクロシドライトとアモサイトの使用が禁止され、平成16年10月よりクリソタイル含有石綿製品10品目の製造が禁止されました。
                平成20年2月6日付けで、厚生労働省からトレモライト・アンソフィライト・アクチノライトの3種類が追加されました。
                以下は、KiMURAが行っているアスベスト洗浄作業の流れです。施工にあたっては、安全・環境配慮のため、定められたチェックリストを用いて作業を進めます。
              
                STEP. 1 工事計画・要領書作成・必要機器、資材の準備
                STEP. 2 床面養生
                STEP. 3 壁面養生(天井面養生)
                STEP. 4 セキュリティゾーンの組み立て・設置
              
                STEP. 5 粉じん飛散抑制剤の散布
                STEP. 6 吹付け石綿の除去
                STEP. 7 除去した石綿の袋詰め
                STEP. 8 除去した面への粉じん飛散防止剤の吹付け
                STEP. 9 養生シート面への粉じん飛散防止剤の吹付け
                STEP. 10 壁(天井)養生シートの撤去
                STEP. 11 床養生シートの撤去
                STEP. 12 養生シートなどの場外搬出
                STEP. 13 検査
                STEP. 14 最終清掃
                STEP. 15 完了
              
 
                養生状況
 
                セキュリティゾーン設置
 
                官公庁立会
 
                吹付け石綿の除去
 
                廃石綿袋詰め
 
                粉じん飛散防止剤の吹付け
 
                養生シート撤去